岡本一平 ゆかりの家「糸遊庵」

・・人気漫画家の晩年をさぐる・・ 

■岡本一平とは

「総理大臣の名は知らなくとも、岡本一平の名を知らぬ者はいない」とまで言われた大正~昭和戦前の人気漫画家・岡本一平。その妻が小説家の岡本かの子、息子が画家の岡本太郎です。

 

■再現された「糸遊庵」

 

岡本一平が1946年(昭和21年)から約2年間、芸術活動をしながら住んでいたのが美濃加茂市古井町下古井の家「糸遊庵」。一平没後に解体されましたが、その部材の一部を使用した家屋が市内に建てられました。

所有者のご厚意により美濃加茂市が家屋の寄贈を受け、当時をご存知の方や部材の状況を参考にして「糸遊庵」の一部を再現しました。庵内では岡本一平のほか美濃加茂市を拠点に活躍した文芸の先駆者を紹介する展示を行っています。開館中は自由にご覧いただけます。