展示会

壬申の乱・承久の乱・関ケ原「決戦はいつも岐阜」 パネル展

鎌倉時代に起きた「承久の乱」合戦伝承地跡がこの美濃加茂の地にあります。時を遡ること 承久年(1221年)後鳥羽上皇が鎌倉幕府打倒の兵を挙げますが、北条義時を中心とする幕府側に鎮圧されました。この後、朝廷監視のため六波羅探題を置くなど、幕府の絶対的優位が確立し、江戸幕府が終わる慶応3年(1867年)までの約600年間、武家による政権が続いたまさにターニングポイント的な出来事でした。

 

 

 

上図:承久の乱の進軍図です。幕府側のルートのみ記されています。大井戸と書かれているところが、現在の美濃加茂市、可児市の木曽川沿岸です。所説では各務原市前渡など大井戸と呼ばれる場所は他にもあり、裏付ける資料も少ないためここでは省略させていただきます。

太田宿中山道会館より堤防沿いに西に行くと上図の「虚空蔵堂」があり、上図の看板が設置されています。実際に行って確かめてくださいね。

岐阜県は、「壬申の乱」や「承久の乱」、「関ケ原の戦い」など、時代ごとに“天下分け目”と称される多くの戦いが繰り広げられた国内有数の決戦の舞台地です。令和4年1月から、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放送されていますが、ドラマ後半のクライマックスとして「承久の乱」が描かれることが想定され、今後更なる盛り上がりが期待されます。県では、この機会を捉え、「承久の乱」を中心に岐阜県が舞台となった「壬申の乱」や「関ケ原の戦い」を含めた決戦の紹介やゆかりの地の魅力を発信するパネルや甲冑展等を下記のとおり実施します。

その一環として太田宿中山道会館では県内各地に存在するゆかりの地の魅力を紹介するパネル展を下記の日程で壬申の乱・承久の乱・関ケ原「決戦はいつも岐阜」パネル展と題して開催します。また、NHKサービスセンター主催による「大河ドラマ 鎌倉殿の13人」番組パネル展も同時開催されます。

また太田宿中山道会館独自の企画として、地元在住の元高校教諭であり美濃加茂市の地理・地名学を専門に研究されている「水谷 敬」氏による「大井戸地名考」も下記の日程で開催されます。承久の乱が乱と呼ばれる所以など疑問に思う事を質問してみましょう!

 

壬申の乱・承久の乱・関ケ原【戦はいつも岐阜】パネル展

同時開催

【大河ドラマ鎌倉殿の13人 番組パネル展】

日時 2月17日(木)~2月27日(日) 9:00~17:00

場所 太田宿中山道会館 多目的ルーム

入場 無料

 

【十分間散歩 大井戸地名考】

日時 2 月23日(水) 11:00~ 

予定は10分間ですが、質疑応答、講師の気分(?)により延長することもあります。

場所 太田宿中山道会館 多目的ルーム

講師 水谷 敬

 

※コロナ禍、現在まん延防止等重点措置が施行(~3月6日まで)されており、皆様にはマスク着用・手指消毒など感染防止対策を行ったうえでご来館いただきますようお願いいたします。また当館も感染症対策を万全にしてお客様をお迎えさせていただきますが、万一体調がよろしくない時はご来館を控えていただきますよう重ねてお願いいたします。