■中山道 太田宿と太田の歴史■

『道中膝栗毛』と太田の渡し

 江戸時代の代表的な十返舎一九の滑稽本である『道中膝栗毛』【享和二年(一八〇二)〜文政五年(一八二二)】は、江戸神田八丁堀の弥次郎兵衛と喜多八が東海道・木曽街道などで、旅での失敗や滑稽、諸国の文化について洒落気を交えながら旅をする物語です。

文化十一年(一八一四)に刊行された『木曽街道続膝栗毛五編上』では、「太田の渡し」が登場します。ここで二人は木曽川が増水したために、渡賃を余分に取られてしまいます。また、これにあやかった仮名垣魯文の『岐蘇街道栗毛彌次馬』など多くの道中物が生まれました。
 




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